精油の香りは 楽しむための器材がなくても、充分楽しめることご存じでしょうか。
たとえば、ティッシュやハンカチや枕カバー、カーテンなどポッとと一滴垂らした芳香浴…。
火や電気など使わなくても、精油は植物の芳香揮発分子なので自然に揮発します。
万人から好まれる柑橘の精油だけでは、トップノートなので香り立ちは速いけれど香りの持続がいまいち。
そんなとき、ミックスにして数種の精油を重ねます。一般的に、精油のブレンドといいます。
自分の好きな香り立ちを意のまま自由自在、これが芳香療法の醍醐味。
やめられませんね\(^o^)/
精油を垂らしたら、ふかーい呼吸で吸い込みましょう。
鼻から脳に、口から粘膜へ、と分子が浸透して1分半で全身を駆け巡ります。
嗅覚は疲れやすいので、そのうち香りに鈍感になります。しかし別の部屋に行って戻ると、また嗅覚が働いてくれて心地良さを感じます。
気持ちの切り換えには、香りのチカラの即効性かなり大きい?
たった一滴が、私たちの感情を支配するといっても過言ではありません。
photoは 鹿児島「開聞山麓香料園」の様子。70年前から精油生産しているそう。
これまで観てきたハーブ園とは全く違って、どこまでも野性的に植物たちが伸び伸びと生息していました。一枚目、ジャングル見たいでしょ〰p(^-^)q 2枚目、3枚目は芳樟の木と精油です。
記:栃内 恵子