2017.07.17
猛暑続きですね!
皆さま、暑中お見舞い申し上げます。
地域福祉アロマケアラー協会の
第1期生のアロマケアラー「フォローアップ」を行いました。
ご自身が確実なものになるよう不安な手技の練習でした。
これから、高齢者や身体障害を持つ方へ活動を進める中、いろんな身体の在り様があることに気づかされるでしょう。
想定外のかたちに触れることもあると思います。
そんな時に 参考にしてみてください・・・
障害のある方に触れたとき
私たちは知らないうちに、手のみならず、
人の身体にある一定のイメージを
「・・こうである」
とあてはめてしまいがちです。
でも、本当はひとりひとり微妙に違っている。
皆さんの中には、特に病院や
高齢者・障害者施設などで、例えば、手と腕。
少なからず静かな衝撃のようなものを、受けたことあるのではないでしょうか!
皆さんが学んで知っているやり方を、そのまま行なうことができない形の手を、
その人が持っていたら どうしますか?
その時、皆さんに思いだして欲しい
「相手の形を妨げない」。
この人の形をそのまま受け入れる。
その形を妨げないトリートメントとは何んでしょう。
もちろん、そんな動揺は悟られないように、
あたりまえのように余裕しゃくしゃくの笑顔で、
あなたは慌てず、焦らずそんなときこそゆっく~~り。
伸びない指を伸ばす必要はない。
揺れない手首を揺らす必要もない。
ただ、ギュッと握られた小さな拳を両方の掌で包んでいるうちに、
少しだけグーがほどけてきたような気がします。
できる範囲で、できることだけを、
少しずつゆっくりゆっくり、撫でてさすって。
力みのせいで白くなっていた肌に
血が通い赤味がさしてくる。
手の温かみを 優しく受け取ることになるでしょう。
多分これでいいんだな、と思えます。
学んだ手技をやり通す必要なんてありません。
「自分の頭の中にある理想の形」に
相手をコントロールしようとしてまう。
コリコリがあればそれをゆるめよう、
むくみがあればそれを流そう、それが理想だ、と。
日常で当たり前と思っていること、
慣れてしまって無意識にやってしまっていることを、
『もう一度見直せ』・・・アロマケアラーの原点。
人に触れるタッチケアは
相手の身体が、勝手にその時の一番良い状態になろうと
動き出すきっかけは何か。
私が何かをすることではない。
相手の体の状態を、
この手でキャッチすることを丁寧に行なう。
それがそのまま、
相手の身体に自分の状態を気づかせることになる。
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photoは出張アロマの様子です。
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